現預金残高の載っているのは貸借対照表

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No882

知っているか・知らないか
やるか・やらないか

今朝はラジオ体操の終わりがけに
先日現れた女性の方が加わりました。

無理のないようにお散歩の途中に
参加してくださいね。

バランスシート

先日、バランスシート (貸借対照表)の
勉強会・基礎編を受講しました。

損益計算書は何となく説明できても、
貸借対照表の説明は数字に弱い方に
説明するのは難しかったりします。

勉強会で気づいた事を備忘記録として
書き留めておきます。

最初に、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の
簡単な説明がありましたが、それがとても分かり易かったです。

①損益計算書=運動能力表

②貸借対照表=健康診断書

③キャッシュフロー計算書=血流検査表

いくら運動能力抜群で足が早い体力があっても、
健康診断など全くして居なければ、知らない間に
病魔が体の隅々まで浸透していることってありますよね。

その時は大丈夫でも、来年やこの先5年後、10年後って
大丈夫ですか?って事です。

運動能力を測るスポーツテストを受けているだけで、
健康診断を受けた事がないようでは、良好な健康状態を
維持していく上では不十分です。

なんか体の調子がおかしくなって、病院に行ったら、
「病気がかなり進行していますね」なんて言われたら
怖いです。

会社の経営だと、、、

会社の経営も同じです。

会社の運動能力は、毎期の利益をいくら出せるか
という事です。もちろん赤字よりは黒字が良いに
決まっています。

でも、「黒字倒産」という言葉を聞いた事が
あるかもしれません。

赤字倒産なら分かりますが、黒字なのになぜ倒産
なのでしょう?

そもそも、会社はなぜ倒産するのですか?

赤字だからですか?
なぜ儲かっているのに黒字倒産するのですか?

会社が倒産する理由は、
「赤字が原因」ではなく、「お金がなくなるから」です。

毎期赤字を繰り返していても、
お金さえあれば倒産する事はありません。

逆にいくら利益が出て儲かっていても、
お金が無くなっらゲームオーバーです。

利益・儲け≠お金がある

利益が出てもお金が増えるとは限らない事です。
一般的には急激な売上増は、急激なキャッシュを
必要とします。

売上の増加に対応して仕入をして在庫を増やさなければ
なりません。

借入金があれば、元本の返済分のキャッシュも
利益に反して減って行きます。

売掛金サイトに対して買掛金のサイトが短かったり、
売掛金の回収が手形などかもしれません。

利益が出ていても売掛金を回収して、手元に現金が
入らない限り、キャッシュが増えません。

損益計算書ではどんどん利益が増えているのに、
貸借対照表ではキャッシュがどんどん減っていく、
そんな状態になります。

よく「利益が出ていると言われたのに、お金が全然無いなんて、
この決算書おかしくない?」なんて言われることもあります。

損益計算書の構造上、仕方がありません。

会社の運動能力をみる損益計算書だけを見ているだけで、
会社の健康状態をみる貸借対照表を見ていないと、
気づいた時には大変なことになりますよ。

もう一度言いますね。

会社が倒産する理由は、
「赤字が原因」ではなく、「お金がなくなるから」です。
じゃあ、お金(現預金残高)が載っているのは、

損益計算書?、それとも貸借対照表?

*貸借対照表(B/S)は「会社の健康診断書」

【編集後記】

夕方から名古屋で研修でした。
今回はちょっと、、、汗

知り合いの士業の方にお会いしました。
これは良かったです。

【昨日の1日1新】

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