自分の当たり前を疑え

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No881

知っているか・知らないか
やるか・やらないか

昨日は午後からZOOMでの
セミナーのような勉強会のような、
キャッシュフローコーチ協会の
イベントに参加しました。

ビジュアライズ

簡単にいうと絵で説明することです。

私たち会計業界だと決算書に代表されるように、
貸借対照表や損益計算書があります。

これらの資料ってパッと見ただけでは、
数字の羅列でイメージがつきにくいです。

売上5,000万円、経費が4,500万円、利益が500万円。
これが、グラフで表示されていたら、色がついていたら
分かりやすいです。

文字とマンガ

分かりやすさの典型でいえば、難しいビジネス本の
「マンガでわかる・・・・」シリーズだと分かりやすい
と思います。

文字とマンガ(絵)だと、取っ付きやすさも
全然違いますね。

将来、◯◯になりたい、△△に行きたい、××が欲しい
と紙に書いて壁に貼るよりも、お医者さんや、ハワイや、家の
写真を貼る方がリアル感があります。

もちろん写真に文字も書いておくダブル攻撃だと
より効果的ですね。

歯医者さん

勉強会では歯医者さんの例が出ていました。

確かに私の通っている歯医者さんでは、
最初に歯の写真を撮りました。

現在の歯の状態が分かるので有り難いです。

しかし、そのあとの治療の際には、紙のものは
薄いペラ一枚の歯型の絵にチェックしたものを
貰うだけです。

その歯を治療したのだなという事は分かります。
ただ、白黒とカラー、平面と立体風ではイメージ
できる事が変わってきます。

それこそ、先ほどの決算書の説明、
「売上5,000万円、経費が4,500万円、利益が500万円です。」
と言われて、ハイおしまいでは、
「はぁ〜、そうですか、、、」としか言えません。

欲しいものがあり、お店に行って商品はなかったけれど、
店員さんから詳しい説明を受けたら、「カタログください!!」
なりませんか?

試算表・決算書

私が決算書の説明をするときにも、グラフや絵で説明
しているつもりでも、良く数字が分かっていないお客様に
対しては、単に数字の説明をしているだけになっていないか、
独りよがりになってないか、反省すべき点はないか考えています。

自分が見ている資料は、お客様も同じものを見ていますが、
見え方は全く異なります。

こちらが当たり前と思って説明している数字でも、
全く分かっていない場合もあり得ます。

「売上から経費を引いて利益になります。」と話しても、

お客様は
・売上ってどこに書いてあるの?
・そもそも経費って何?
・利益利益って言うけれど、そんなにお金は無いよ。
・どこが分からないかって聞かれても、
分からないところが分からない。

私も、
・えっ、そこ分からなかったのですか?
・それでは試算表をお渡ししても意味ないですね、、
・試算表の見方を一から始めましょう。

試算表についてはすべてのお客様の理解度を
再度把握して、分からない方には徹底的に
教育して行きます。

もちろんお客様のためですから。

*同じ地図でも見える景色はまるで違う

【編集後記】

深夜になって雨が降って来ました。
明日以降はずっと雨模様、、、、
困ったものです。

【昨日の1日1新】

ZOOMによる、とある決起集会。

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