建設業で若い方を採用するのは意外とハードルが高いです

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No336

知っているか知らないか
やるかやらないか

ここ最近はどの業種も採用難です。

先日のパートを活用した会計事務所の
例は参考になりましたが、あのように
上手く行っているところは少ないのが
現実です。

こと建設業の若い働き手となると本当に
難しいなと感じています。

ここ最近の実情

建設業のお客様の採用が上手く行っていません。
現場作業員を雇ってもすぐに辞めてしまいます。

採用基準に問題があるかもしれませんが、
1日来たと思ったら連絡がつかなくなる。
健康保険証が届く前に音信不通、、、

社会保険や雇用保険の手続きをしたら、
すぐに辞めてしまうので、ある程度
落ち着くまで手続きを伸ばしたいと
思うくらいです。

今の若い人、とくに業種の関係もありますが、
それでもこんな人が実際にいるのかと驚かされます。

奥さんや子供がいる方が採用されると、
今度の人は妻子持ちだし大丈夫かなと
安心していると「やっぱりだめでした」
と会社から連絡を受ける事も多いです。

そのような態度でどうやって生活して
いるのかと理解できません。

どんな業界でももう少し普通の人は
いるだろうと考えていましたが、
現実はなかなか難しいです。

逆に健康で多少の力仕事と外仕事の
できる人であれば異業種からの採用も
ありだと思いますが、募集しても
応募がありません、、、

外国人実習生

製造業や建設業のお客様の中には
外国人実習生に頼っている会社があります。

外国人なので単純作業だけかというと、
そんなことはなく主力戦力になっている
会社もあります。

以前は中国人が多かったですが、
今はベトナム、インドネシアの方が
多くなって来ました。

実習生のメリットは

①辞めない
②言われたことはやる

基本的には辞めません。
働きたいばっかりの方々です。
繁忙期にもよく働いてもらえます。

無断欠勤や突然来なくなるといった
事はありません。

同僚や関係者と喧嘩するや暴言を吐く
などトラブルも今のところ経験していません。

こちらの耳に入って来ないだけで、結構
喧嘩沙汰、暴力沙汰の話は聞きます

後になって従業員の退職理由を聞くと
「そんな事があったのですか、、、」
という事を何度経験したか分かりません。

逆にデメリットは

組合を通して実習生を雇う事になるので
入国、出国時の負担金や毎月の手数料が
結構かかります。

また社長さんは採用時に現地面接に行くので
そのコストもかかります。

住まいに関してもアパートや生活用品の
手配は会社がする事になります。
ただし家賃は戴きますので、
住まいに関しては費用負担はありません。

賃金は最低賃金の関係もあるので、
日本人よりも少し安くなるくらいです。
上記の手数料を合わせると、それ程
変わらないと思います。

コスト的にはそれなりにかかるのに
実習生を利用するのは、3年間の期間は
きちんと休まず働いてもらえるから
という、ごく当たり前な理由です。

それほど建設業等の現場では若い人を
採用する事が難しいといえます。
※建設業に限らず全ての業種でもいえます。

また最近の飲食業やコンビニのように
どんどん外国人労働者を目にするように
なると、これが当たり前になって
くるのでしょうね。

【編集後記】

今日は1日寒く冬に戻ったようでした。
日中の気温も5℃前後、、、先日は20℃
くせらいあったのに、、、体調がおかしく
なっても不思議ではありません。

【昨日の1日1新】

幼稚園の入園式
偶然にも同業の方にバッタリ !!

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