自転車操業、、、経営って自転車を漕ぐようなものですね。

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ここのところ訳あって自分の資金繰り?
を体験しています。
借入金の返済はありませんので
普段の支払いを考えるだけです。

しかし預金が減り続けるのに支払いが
次から次と迫って来るというのは
とても体に悪いです。汗

借入金の返済があったら相当大変だなと
いつもお客様と話している資金繰りに
おける返済の順番(優先順位)を思い出しました。

今回は一時的なものなので
まあ何とかなると楽観的に
考えています。※本当に大丈夫か??

自転車操業

資金繰りの悪いパターンとしてとして
「自転車操業」という言葉があります。

「自転車操業」を検索すると以下のように出て来ます。

「自転車は走るのをやめると倒れることから
資金の借り入れと返済を繰り返しながら、
かろうじて倒産を免れ操業を継続している状態」

確かに自転車は漕いでいないと最終的には
倒れてしまいます。※漕いでいてもコケる場合もあります。

ビジネスでは普段でもお金を借りて返してを繰り返すこと
はあります。借り入れたお金を投資して儲けを出し、
それを元に返済するのなら大丈夫です。

しかし借入金を返すために新たな借入をして、どんどん
借入残高が増えていくことは健全ではありません。

50円で仕入れて100円で売ることはあっても
100円で仕入れて50円で売っていてはいけない
のです。

また、経費や返済額が50円以上あるのに、50円で仕入れて
100円で売っていてもキャッシュは足りないのです。

この事に気づかなかったり、気づかないふりをする
人が多いのも現実です。

ビジネスは自転車を漕いでいるようなもの

自転車操業に限らず、ビジネスを考えると
自転車の運転に例える事ができます。
そして、いろんな道を走ることになります。
※いやでも走り続けなければいけません。

・下り坂(追い風)

景気のいい時は漕がなくても良いので
楽チンです。しかし、スピードを出しすぎると
カーブが曲がれず事故を起こしてしまいます。

昔のバブルの時期にはみなさんブレーキをかける
事を忘れていたようです。
自分にあったスピードを守る事が大切です。

・上り坂(向かい風)

景気が悪くなると普通に漕いでいるだけでは
進みません。ギヤを切り替える必要もありますし、
立ち漕ぎをしないと無理な場合もあります。

・平坦な道(無風)

景気が安定して要る時には最低限の労力で
進む事ができます。そんな中でも少し漕ぐ力を
強めると他よりも一歩抜き出る事ができます。

他に流されないように気をつけましょう。

・凸凹の道

舗装されていない道はハンドルをしっかりと
握っていないと転倒してしまいます。
轍があると勝手に変な方向に持って行かれます。

手や足を使い、お尻をサドルから上げて振動を上手く
吸収したり逃したりしないとダメージが大きいです。

社長がしっかりとしたビジョンを持っていないと
会社があらぬ方向に行ってしまいます。

・トンネルや夜の暗い道

周りが暗くなるとライトが必要ですね。
通常、急に真っ暗になることはありません。

トンネルがあることは少し手前で気づいて
いるはずですし、夕暮れや夜が近づく事も
時間的に分かっているはずです。

自転車にライトは装備されていますか?
明るさは十分ですか?もしや切れていませんか?

経営にも準備が必要です。暗くなるのに
ライトが無い、忘れた、何とかなるでは
とても危ういですし無責任です。

ライトを持っていなければライトの役割を
果たしてくれる相談相手を見つけなければ
なりません。

・パンクやチェーンが外れることも

乗り物(機械モノ)にトラブルは付き物です。
パンク修理の道具は積んでいますか?
遠出をする時には最低限の工具も積んで
おいた方が良いですね。

日々の点検・整備も忘れてはいけません。
「備えよつねに」です。

ビジネスでは非常時にはやはりキャッシュを
貯めて置く事が大切です。日頃から貯める
事を考えていますか?

自動車ではなく自転車

ビジネス(仕事)を自転車に例えました。
本当は自動車でも良いのですが、ビジネス
は泥臭い、そして生々しいので自転車の方が
合っていると考えています。

エンジンではなく自分で漕がないと何も
始まりませんから。※エンジンは社員さんともいえますが、、、

中小零細企業では自転車のハンドルを握り
漕ぐのは社長です。しっかりと前を向き行き先を決め
全力でペダルを漕ぎます。

そして後輪を回し社員満足を高めます。
次に前輪を回しお客様満足を高めます。

後輪はES(社員満足)、前輪はCS(お客様満足)
になります。まずは社員に幸せになって、
その社員がお客様を幸せにします。

社員満足の実現には、まず会社が儲けてキャッシュを
ためる必要があります。お客様に儲けてもらうには
まずは自分も儲けなければいけないのです。

【編集後記】

古いお客様に改めて仕事について詳しく聞く
機会をもちました。日頃聞けない事も聞けて
良かったです。

これから他のお客様にもお困りごとリサーチ
として順次聞いていきます。

明日は少し遠方にいって来ます。
初めての場所で土地勘が全くありません。
寒い地方ですが、どれくらい寒いのか???

【昨日の1日1新】

とある協会への入会

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