No,1059
知っているか・知らないか
やるか・やらないか
空冷税理士
未来会計パートナーの
髙木義行です。
準備に時間をかけます。
資金繰りについて
お金には色がついている
コロナ禍において資金繰りに困窮している方も
いるかもしれません。
そんな時は、支払いのためのお金には
色がついていて、その支払い順位があると
言われています。
資金繰りに困っているのに、
「借りたお金は返さないと」
と、銀行への返済を第一優先に考えてしまう
方も良く見てきました。
資金繰りに困窮した場合には、
以下のような順番で支払いを
考えてみてください。
①支払手形の支払い
手形の支払いが遅れれば不渡りとなります。
不渡りが起これば必然的に会社が倒産する
訳ではありませんが、信用不信で事実上の
倒産に追い込まれます。
②従業員の給与
給与の遅配は大問題です。
ここ死守しましょう。
③材料代
多少待ってもらうことは可能かもしれませんが、
売掛金等の回収後は速やかに支払いをして下さい。
④会社を維持するための諸経費
光熱費などの公共料金は1ヶ月〜3ヶ月で
止められることはありませんが、
製造業などは注意が必要です。
⑤銀行への「金利」
元金は別として金利は支払いましょう。
金利まですべて止めてしまうと、銀行からの
格付けが大幅に下がります。
⑥税金・社会保険料
消費税、源泉税、住民税などの滞納総額が
1,000万円までは交渉が可能と言われていてます。
ただし、差押え等の強制手段もあるので、
放置は避けましょう。
⑦銀行への「元金」の返済
借入金の返済に本当に困ったらリスケを
検討しましょう。
「お金」ではなく「時間」を借りるのです。
リスケは早ければ早いほど効果的です。
最悪の状況になってからでは
遅すぎます。
本日のお客様との会話の中で出てきた、
お金には色がついている、まとめて見ました。
間違っても「銀行への返済を」第一優先候補に
しませんように、、、
*お金には色がついている!!
【編集後記】
今日は朝から夜まで1日自由、
誰かとお話をしていました。
人と話をすると何故か疲れます。
【昨日の1日1新】
フオトグラファーのHP
【昨日の1日1嬉】
やっぱり猫さん!!