とあるセミナーでの気づき

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先日受けたセミナーはいわゆる本セミナーの
プレセミナー(説明会)だった訳ですが、最初からそれと
知らなかったため、セミナーの途中でそれと
分かると・・・・な気分になりました。

したがってセミナーで期待していた肝心な部分は
何も分かりませんでした。でも、全く得るものが
無かった訳ではないので備忘記録として
記しておきます。

・社長の悩みの大半は売上関係の悩み

したがって売上アップにフォーカスした
コンサルを!とのことでしたが、売上そのもの
より間接的に売上アップのお手伝いするなど、
お客様のお困りごとの上位の解決に貢献すれば
良いと考えます。

顕在的な問題よりも潜在的な問題に気づく
事が難しいのですから。

・顧問料の勘定科目

税理士の顧問料は販管費に「支払報酬」などの科目を
使用してなければ「雑費」勘定に入っている事が多いです。
それを販管費ではなく製造原価の科目に入れてもらうような
意識・感覚と聞いて、なるほどなと関心しました。
税理士が重要な位置付けだと考えると「雑費」は、、、
「支払報酬」でも良いのですが、、、

・少人数の会社

大きな会社ではなく社員が10人以下の小さな会社の方が、
社長がすぐに動けて、売上アップなどの結果が出るのが
早いものです。

大きな会社を大きな報酬でとの考え方もあるが、
小さな会社でほどほどの報酬の方が競争相手が
あまりいなかったりします。コンサルがあまり
狙っていない小規模の会社が穴場との話でした。

・コンサルタントのゴール

コンサルタントに限らず、私たち税理士もお客様の会社に
成長して貰いたいという願いで仕事をしています。
そのためには、こちらがいくら良い提案や気づきを提供しても
結局は社長さんが動いて(行動して)くれなければ何も始まりません。
それこそ「良い話をきいたなぁ〜」で終わってしまっては
会社は何も変わりません。

社長に動いてもらう、社長を動かす事こそ私たちの
仕事といえます。それが一番難しいことでもあります。

・あいまいな情報を具体的な数字に置き換えて考える

社長様が以下のように話した場合、

「もう少し売上をアップさせ、もう少し利益も欲しいのです。」

もう少しって、どの位なのでしょう?
単価、数量、それとも?そして具体的にいくらなのでしょう。
あいまいな情報を具体的な数字に置き換える事により、
お客様のお困りごとが具体的に言語化され問題解決の
糸口が見えてきます。

私的にはこのフレーズが1番ピンと来ました。

・ワクワクさせる(心を揺さぶる)

人が動くには意味付け、動機付けが必要です。
「しなければならない」「すべき」でイヤイヤ
動いても成果の出る行動には繋がりにくいです。

「あれ欲しい」「あそこに行きたい」「◯◯したい」
「◯△になりたい」といったワクワク感が伴うと
非常に大きなパワーが出ます。

セミナー中の事例説明にありましたが、零細企業が人を募集する際に
採用条件その他でなかなか優位になる事ができない場合には、
心揺さぶる文章を書いたらどうか、というのがありました。

会社の採用条件も大切ですが、会社のビジョン・志に惹かれて
就職した人はきっと良い人財になるでしょう。

今回のセミナーは期待したものとは違いましたが、
少し気づきがありましたので、そこを活かして
行きます。

【編集後記】

小説「出口のない海」をやっと読みました。
「回天」関係の書籍はまだまだ読めて
いないものがあります。

今日は大阪セミナーでしたが、会いたい方に
偶然出会えてとてもラッキーでした。

【昨日の1日1新】

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