生命保険を見直す時期になりました

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12月の誕生月が近くなり自分の生命保険を
見直す時期になりました。
生命保険は契約時の年齢によってその後の保険料が
変わるため、誕生日付近に契約を考える場合には
当然1歳でも若い方が保険料は安くなります。

保険の契約時の年齢は誕生日前でも誕生月に入ると
年齢は1歳上でカウントされるようです。私の場合は
保険を検討する場合は11月中に契約等を済ませれば
少しでも保険料を安くできます。

「◯◯さん、誕生月が近づいてますよ!!!今なら少しでも、、、」
そうやって保険屋さんは営業をかけて来ます。

法人の節税?(利益の繰延)目的の保険も決算月、あるいは
社長様の誕生月が近づくと保険屋さんから連絡が来ますね。
※それが悪いというわけではありません。
毎期の見直しは必要なことだと考えています。
保険も入ったら放ったらかしではいけません。

私も保険の見直しをしているので、保険の
難しい話は置いておいて気をつけている事などを
書いてみます。

若い頃の生命保険のイメージ

独身時代には生命保険について
あまり気にした事が無かったです。
自分が亡くなっても、それによって、
両親とかが経済的に困ることは考えられ
なかったからです。

両親に将来の出世払いの借入等があれば
担保的な事で意味で保険に入る事も考えられますが、、汗
ちょっと考えにくいですね。

若い方は知り合いの生保のお姉さんから
勧められた(売られた)保険によく分からず
入っている方も多いです。

親族に保険の外交員(今はこう呼ばないかな?)
になった方がいると家族・親族なんとか作戦
みたいな事が多く行われます。

保険会社もそのことをある程度考えていると
思います。※まずは身内から、、、怖

掛け捨て型の生命保険

いわゆる掛け捨てタイプの生命保険です。
被保険者が亡くなったら死亡保険金がいくら、
怪我をしたら、入院したらいくら等。

掛け捨てタイプなので解約返戻金や満期保険金などは
有りません。保険期間がおわったらそれで終わりです。
※多少戻りのあるタイプもあります。

保険を積立タイプの預金のように考えると、戻りが無い分
とても損をするような感じを受けます。
しかし掛け捨てタイプの生命保険は安い保険料で高い補償が
設定されています。万が一の補償が何千万円も必要であれば
掛け捨てタイプでないと入る事が難しくなってしまいます。

家族がいる、子供が小さい、または短期間だけ補償が欲しい
時も有効かと考えます。私も掛け捨てタイプにも入っています。
「毎月のこの保険料で、、、あれが買える」
なんて考えるとダメですね、、汗

積立型の生命保険

積立型の保険は解約返戻金や満期返戻金、つまり戻りのある
保険になります。戻りがある分、保険料の全ての部分を本来の
保険料に充てられませんから設定される保険金(補償)は支払額に
対して少なく感じられます(掛け捨てタイプと比較して)。

個人の方の入る積立型の保険は戻りの率は良いのですが、
まぁ払っただけ戻って来るイメージです。

しかし、補償額が本来必要な金額に満たないケースを見受けます。
一家の主人が亡くなった時に死亡保険金が数百万円では
心許ないと思います。

保険に入っているから大丈夫だろうと思わず、一度ご自身の
保険内容を確認してくださいね。

また法人がかけている全損や1/2損金の積立タイプの保険だと
補償もですが、退職金用など解約を前提に入っているにもかかわらず
解約返戻金のピーク時を考えていないケースもあります。

最近は保険会社が解約返戻金のピーク時のお知らせを
保険会社や関与先の税理士が教えてくれる事も有りますが、
やはり自社の入っている保険については毎年見直しあるいは確認を
取られる事をお勧めします。

参考

・私がお話を聞いたトラブル

私の遭遇したケースでは税理士から強く勧められて入った保険
なのに解約返戻金のピークがとっくに過ぎて、ほとんど戻りが
無い状態になって初めてそのような内容に気付いたというケース。

経営が厳しい時には解約という手段もあったし、退職金の積立という
名目で税理士の勧めで入ったのに、戻りが無くなる時期まで放置され
何も教えてもらえなかったとの事です。

結果的には自己責任な訳ですが、税理士として考えさせられる
問題だなと感じました。

・災害割増特約

生命保険では「災害割増特約」というものがあります。
生命保険金はが支払われますが、死亡原因が
病気でない場合、災害や事故などの場合には
特約をつけることによって本来の保険金の
1.5倍や2倍の保険金を受け取る事ができます。

私は友達の事故などを経験しているため、この特約が
つけられる契約にはつけています。お客様の法人の
保険についても勧めています。月々の上乗せの
保険料もほんのわずかな金額です。

災害や事故で亡くなるなんて考えたくないですが、
万一のことに対して入るのが保険ですから、一度
自分の保険契約について尋ねてみては如何でしょうか?

生命保険等を掛け捨て積立と大きく2つに分けて考えましたが、
実際はもっともっと複雑です。実際の保険の契約に対しては
1つの保険会社だけに拘らずにいろいろな保険会社を当たって
みることをお勧めいたします。

そして本当に自分の事を考えて保険をセレクトして勧めて
貰える方に出会えると良いですね。

通常は保険会社も会社ですから会社にとってのメリットだけを
考えて、?な保険を平気で勧めてくるケースも有りますから。
※いくら保険の素人だからといってそれは無いでしょ、、、な保険をみる事もあります。

まずは自分(自社)がどんな保険にいつまで入っていて、どんな場合に
誰にどれだけ保険が下りるのか一度確認して見てください。
しっかりと理解している方(社長様)は少ないような気がします。

会社の入っている保険を一覧表にして差し上げると、
借入金の一覧表を作るのと同じように喜ばれます。
これっておかしいですよね、、、汗

【編集後記】

子供の調子が悪いと思っていたら
今度は私が、、、今日は本当に
早く帰って寝ます。

なんとか今月申告は終わりました。

【昨日の1日1新】

とあるお客様に行動計画の提案

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