No390
知っているか知らないか
やるかやらないか
先日のとあるセミナーの中で
「主訴を外さない」
という話が出ました。
主訴
恥ずかしながら主訴という言葉を
会話の中で聞いた事がありませんでした。
「主訴」メインの訴え、要求のイメージでしたが、
※患者が医者に申し立てる症状のうちの、主要なもの。
お医者さん系の言葉なのですね。メモメモ
本当のお悩み事
お悩み事プロジェクトやコーチングでも
最初にお尋ねする「悩み事、お困りごと」
は大概はメイン(本当)のお困りごとでは
ありません。
その事に本人が気づいている場合も
ありますが、気づいていない場合も
多いです。
「お困りごと、お悩み事はありませんか?」
と聞かれると、
「顕在的な症状」を
「自分の言語化しやすい言葉」で
「お困りごととして表現」するので
「真のお困りごとが出てくるとは限らない」のです。
実際にコーチングしたり、されたりすると
そんな事がよくあります。
最初に出てきた言葉を鵜呑みにしない、
今日のお題目である
「主訴を外さない」
に繋がります。
相手の主訴を外さない
よく話に出る例えです。
患者さん「お腹が痛いので盲腸だと思います」
先生「分かりました。では切りましょう」
とはならないと思います。
思いますではなく、なりません。笑
患者さんのお腹が痛いのは事実として
なんでお腹が痛いのかはお医者さんが
検査などをして調べないと分かりません。
コンサルなどの現場では
社長さん「売上を伸ばしたいのでHPを作りたいです」
コンサル「分かりました。ではHP作成業者を紹介します」
社長さん「仕事が増えたので従業員を増やしたいです」
コンサル「では、求人サイトで、、、、」
となったりはしないとは思います。
極端な例ですが、これに近い事に
なっているケースはあると思います。
社長さんはなぜ売上を伸ばしたいのか(目的)?
売上が減ったのか?経費が増えたのか?
売上を増やしたいのか粗利を増やしたいのか?
HPを作りたいだけなのか? また何故なのか?
HPに何を期待しているのか?
従業員を増やしたいのは何故なのか?
仕事が増えたとは具体的にどうなのか?
残業が増えたのか?従業員から不満が
出ているのか?費用対効果を考えたのか?
派遣や外注では対応できないのか?
いかに潜在化している相手の主訴を見つけられるか
にかかっています。
相手の話をじっくりとヒアリングして
曖昧な言葉、抽象的な言葉がでてきたら
聞き逃さず具体化していきます。
感情の揺れや、声や表情の変化、
にも注意して観察します。
そんな時は必ず何か大きな気づき
を得ているはずです。
相手の主訴に近づくチャンスです。
【編集後記】
今夜は久しぶりに旧友と
会いました。もう40年近く
の付き合いになります。
彼は柳ヶ瀬は何十年ぶりだったそう。
いろいろと悩み事を聞いてもらえました。
次の行動が少し固まったかな。
【昨日の1日1新】
長者平キャンプ場下調べ