ラポール、築けていますか?

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No634

知っているか・知らないか
やるか・やらないか

昨年コーチングの連続セミナーを
受講しました。

今年は内容が少し違った形のセミナー
に変わりましたが、オブーサーバーとして
参加することに決めました。

復習および新たな受講生と一緒に
学ぶことも新鮮だからです。

第一回の講義の復習もかねて改めて
言語化しておきます。

今日はラポールについて、、

ラポールを築く

コーチングに限らず、人との関係において、
「ラポール」と言う言葉をよく聞くようになりました。
ラポールとは信頼関係を意味します。

ラポールの語源の1つにフランス語の「架け橋」
と言う意味があるそうです。

相手との間にラポールができていないと、
伝わるものも伝わりませんし、まずもって
聞く耳を持ってもらえません。

ラポールを築くのにはある程度テクニックも
あるようです。

ミラーリング

相手の身振りや動作にこちらも合わせることです。
姿勢や身振りや態度、表情などを合わせます。

相手の無意識と繋がるスキルと言われます。

人は自分と共通点があると、心がオープンに
なりやすく、親近感をもつものです。*例外もあり

ただ、あからさまに同じ動作や身振りをしていたら、
とても不自然ですし、相手も違和感をもとでしょう。

ミラーリングはさり気なく自然に行うことが
大切ですね。

ペーシング

相手の話し方に合わせる方法です。

声の高い低い、声の大きさ、話し方のリズムや
スピードなどを合わせる方法です。

話し方を合わせることにより、相手の警戒心を
とり、安心感を与えることができます。

また相手の自分への肯定感や重要感を満たし、
信頼関係が増すとも言われます。

そして、こちらの話や提案が相手に受け入れ
やすくなります。

バックトラッキング

いわゆるオウム返しです。

相手の話した「事実」や「感情」を反復します。
そして適宜、話を要約してから返します。

相手の話したことを反復するのですから、
相手から「Yes」を引き出しやすくなります。

また否定や拒否といった違和感や抵抗感を
打ち消す効果もあります。

小さな「Yes」をたくさん引き出すことにより、
相手「大切にされている」といった肯定的な
感覚を与えることができます。

自分の言ったことを反復されて
「それは違う!!」
とはなりませんね。汗

バックトラッキングもペーシングと同様に
あまり露骨な反復よりも少し工夫が必要だと
思います。

ただし、相手の話した単語などは言葉を
変えずに反復することが大切です。

「車」と言ったら車、「自動車」と言わない、
「パソコン」といったら、「PC」と言わない、
「税理士さん」といったら、「税理士」と言わない

バックトラッキングは、相手の悩み事や問題の
整理を促し、あなたを貴重な存在に感じてもらえる
効果があります。

とにかく聞く

また、ラポールがある程度築かれるまでは、
「徹底的に聞き役に徹する」と言う話を聞きます。

こちらの話や意見は全く話す必要はありません。
とにかく相手から聞かれない限り、こちらの
話はしません。

もちろん相手の話を促す話し方も必要です。
「それから?、それで?」
「具体的には?」
「と言うことは?」

いろいろ出てくると思います。

95%話を聞いて、聞かれれば5%くらい
話をする、、と思いつつも、ついつい
話をしてしまったりします。

まだまだ修行がたりません、、、

自戒を込めて。

【編集後記】

今日もとある会社に訪問。
なかなか自分の思うことを
伝えることができません。

伝えるのでは無く伝わらないと
意味がありません。

【昨日の1日1新】

お客様の製品(新しいクッキー)
ありがとう御座います。

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