No448
知っているか・知らないか
やるか・やらないか
先日、お世話になっている「財務屋」の
大久保圭太さんと宍戸友紀さんのお誘いで
(一社)日本的経営研究会のセミナーに
参加してきました。
現地では他のキャッシュフローコーチ仲間と
も会えました。
講師の方は佐賀県の会計事務所
代表の楠本浩之さんでした。
楠本浩之さんの話
急がれる「高次元経営」への転換
ー 人生を支配する「価値観」について ー
恋愛論から「価値観」を学び、本物の思考のスタートを切る
正直難しい話も満載でした。
ただ、その中でもとても響いた事が
ありましたので、備忘記録として
記しておきます。
「人は価値観に支配されている」
人は自分の価値観によって他人や物事を
判断します、いや判断せざるを得ないのです。
習慣や癖、NLP的にはメタモデルでしょうか。
人はイメージできるものしか言葉にできません。
門番の話
人間は、
人生において自分が「選択」していると思っている。
しかし、
実は囚われの身であることに気がつく人は少ない。
「絶対的な権力を持つ門番」と表現さました。
絶対的な権力を持っているため、
自分の気に入ったものしか通さない、
自分にとって都合の悪いものはご主人様に
逢わせません。
人は自分が自分の意思で選んで(決めて)いると
思っていても、実はその人が受け入れたパラダイム
(価値観)が選択しているのです。
素直に聞く力
レジュメより抜粋
ここから
門番を通り越して直接ご直接主人(自分)に届ける。
門番の聞きたいように、ではなく、伝える立場と
価値観を借りて、そのまま聞く、受け止める。
すると、相手の価値観が分からない!
不思議に思うところが出て来る。
だから、どこまでも相手が正しいという前提で聞いて、
相手の言いたいこと、伝えたい事を相手以上に受け止め、
相手に確認をして「正にそうです!」という許可をもらった時、
はじめて門番(自分のパラダイム)を通して聞くのではなく、
素直に(相手の価値観を借りて)聞いた事になる。
つまり「素直」に聞くからこそ、価値となる。
ここまで
なんとなく分かった気になりますが、
この「素直」に聞く事がいかに
難しいか、、、
ハシゴを登る男
人生はハシゴを登るようなものである。
人生のハシゴを登るには能力が要ります。
努力もしないと登れません。
そして最終的に人生のハシゴを登り切る
時が来るそうです。
一生懸命に努力して必死にハシゴを
登りきり、最後にハシゴを登った先に
見える景色が自分の思っていたもので
無かったなら、、、、
自分はこんな所に来るためにこれまで
散々努力して苦労してきたのかと、、、
こうならないように人生の目的の設定を
誤ってはならないという事です。
ハシゴをかけて登る先を決めるのは
「価値観」だそうです。
これは「7つの習慣」の著者
コヴィー氏の言葉を引用されていました。
成功のはしごを
登り始める前に
それが本当に
目当てのビルに
立てかけてあるかどうかを
確かめなさい。
人生の目的、、、
深いですね!!
でもビジネスにおいても
会社の目的を決めることは
社長の重要な事項です。
目的地の分からない船やバスに乗る
人はいないですから、、、
乗っている人がいるとしたら
それは、、、??
【編集後記】
ギックリ腰から1週間超経ちましたが、
新幹線の移動とセミナーでの座りっぱなしが
悪かったのか、まだ腰の具合が今ひとつです。
無理をしないように気をつけます。
【週末の1日1新】
品川駅、浜松町駅
フクラシア浜松町