考え方の違い、見え方の違い、伝えることの難しさ

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先日、あるセミナーにて
面白いワークをしました。

簡単なワークなので
やったことのある方も
多いと思います。

連想ゲームや伝達ゲーム
みたいなものです。

私は初めてだったので
結構苦戦しました。笑

パズル

簡単なワークとはパズル遊びです。
4つの形の違うピースのパズルを
作るワークです。

4つのピースは四角、三角、
少し変形した形などありますが
単純な形のものです。

課題のパズルを作るだけの事ですが、
作る方法に仕掛け?があります。

パズルのワーク

机に(A)(B)2人1組になり向き合います。
真ん中につい立てを置きます。
これで相手の手元は見えません。

最初に目をつぶって下さいと言われ、
それぞれの手元にパズルが置かれます。

そして、まず(A)だけが目を開けて
課題(これから作る)のパズルの
完成の絵を見せられます。

(A)はパズルを作ります。
簡単な4ピースの組み合わせなので
すぐに作れます。

次に(B)も目を開けます。
(A)は(B)に口(話)の説明だけで、
自分の作ったパズルと同じ形のパズルを
(B)にも作ってもらいます。

ただそれだけ、、、、
なんだ簡単!!!のはずが、、、

説明するのが思ったより難しい

ワークでは先に私が(A)の役になったので
手元にあるパズルを(B)さんに一生懸命
説明します。

しかし思ったより説明が難しいのです。

(A)
「まず黄色の四角いピースを一番下に
横向きに置きます。」
「長い面が下になります。分かりますか?」

(B)
「・・・・・」
「黄色い四角ですか????」
「黄色は三角ですよ!!!」

(A)
「ありゃ、こちらとそっちでは
ピースの色が違うのですね」
「そもそも何個ピースがありますか?」
「どんな形のものがありますか?」

まず前提条件の確認から仕切り直しでした。
数も形は同じで色だけが異なる事が分かりました。

最初のトラップに引っかかったものの、
その後は順調に運んだかに思われましたが、
(A)
「船のような形になっていますか?」
(B)
「えっ、船ですか ????」
結局時間内には完成できませんでした。

その後、(A)(B)立場を交代しました。
2回目はお互いに多くの会話を通じて
無事に完成できました。
※1回目は単に私の説明が悪かっただけですが、、、

パズルワークから学んだ事

先入観

人は自分と相手との見え方が同じである
という勝手な思い込みがあります。

思い込みというよりは勝手に自分の
良い方に解釈してしまいます。

伝えることの難しさ

自分の考え見え方を他人に説明する
ことの難しさを再認識しました。

単純な4つのパズルを説明するだけでも
こんなに苦労するのですから、普段の
何気ない会話、仕事上の伝達でも本当は
どのくらい相手に伝わっているのかな?
と怖くなります。

言葉のキャッチボールの大切さ

またコミュニケーションが多ければ
多いほど正しく多く伝わることが
よく分かりました。

片方だけがアレコレ説明しても
相手が今どれだけ分かっているのか
確認できなければ、一方通行の
独りよがりな説明になります。

今回のワークはコーチングのセミナーの
中で行われたものです。

伝達ゲームなど遊びの中で上手くいかなくて
ヤキモキするのと違い、真面目にやって
上手くいかなかったことで、非常に学びの
多い時間でした。

自分の見え方、考え方を他人に伝える
難しさを再認識し、その方法を見直す
良いきっかけとなりました。

もちろんパズルワーク以外のセミナー内容も
大変役立つものでした。

【編集後記】

税務署の入り口近くにある
税理士の名札を交換しに行きました。
※総務部員は名札交換係なのです。

退会されたり新入会員、税理士法人
など、ちょくちょく名札の入れ替えが
あります。

名札が貼ってある大きなケースが
なんでこんな作りなのかと、、、汗
またネタにします。

【昨日の1日1新】

サガミの手羽先(塩)

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