節税効果の高い車ってなんですか?

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「この車って経費で落ちますか?」
って良く聞かれます。

「牛でも馬でも使っていれば落ちますよ」
と答えています。

使っているか基準

「この車って経費で落ちますか?」

という質問がでる時点でダメなケースが
多いのですが、、、汗
※投資目的の場合は異なります。

私の中では「使っているか基準」があります。

車がツードアでもロールバーが入っていて4シーターが
2シーターに車検変更になっていても、シートがフルバケでも
消火器を積んでいても、事業で使っていれば立派な営業車です。

趣味的要素がある車であっても毎日のように事業に使っていれば
やはり営業車でしょう。私の車も営業車なのに「これってダメですよね!」
とか「経費で落とせないですよね?」とか何故か聞かれます。

節税効果の高い車は何ですか?

高級車の中古なら2年くらいで経費で落ちるので
節税効果が高いと感じるかもしれません。
※償却については何年で落とすかの問題ですが、、

節税効果だけを考えた場合「安い不人気の中古車を長く乗る事」が
一番だと考えています。仕様、性能が良いのに人気がないので
すごくお値打ちです。この際、好き嫌いは考えてはいけません。

節税効果というと税金を安くする事ばかりに
目が行きます。高い車を買えばたくさん経費にできる
のでそう感じますね。

でも本来の節税効果って「いかに現金(キャッシュ)を残すか」
だと考えています。1,000万円の車を買えば30%の節税効果が
あったとしても700万円の現金が出て行きます。
逆に100万円の車の場合は同様に考えると70万円の
現金しか出て行きません。

上記の例は極端な例ですが、基本的な考えは
同じです。本来の節税効果とは意味が違うかもしれ
ませんが、税金が減っても出て行くお金が多くては
意味がありません。

経費で落ちる=価値も落ちる

車って数年も乗れば価値は落ちて行きます。
BMWやベンツも5〜10年も乗れば新車で500〜1,000万円も
していた車も下取りでは「エッ?」となる価格になっていると
思います。最終的には限りなく0円に近づいて行きます。

今は少なくなりましたが、購入して数年で(車検を受けず)買い替えを
繰り返す方もいます。下取り価格は高いとはいえ、結局は毎回追い金が
発生して結構な金額になります。

そう考えると投資(購入)した車がどれくらい事業の売上・利益に
貢献してくれるのかがクルマ選びの基準になるでしょう。
他の固定資産と違って車は誤った基準で購入されがちですね。

結局好きな車が一番

結局
「どんな車を買えば良いのですか?」
の質問に対しては、

最終的には
「好きな車を買ったら良いですよ」
と答えます。

毎日仕事で使うなら、やっぱり好きな車がよいでしょう。
嫌いなメーカー嫌いな車種ではモチベーションが上がりません。

ただし、

①事業で使っていないとダメです
(使っているか基準)
②費用対効果は適正か良く考えましょう
資金的に無理がないように
(見栄は危険です)

という条件付きです。

余談です、、、

不思議なのですが、車好きな方でトヨタ車は買わないという
基準の方々に時々会います。設計士さん、デザイナーさんなど
こだわりの業種の方が、、、実は私も、、、汗
※最近、知り合いのトヨタの社員の方がベンツを買いました。
今は、自由になったのですね!

でも「壊れずに安心して長く乗れる車は?」
と聞かれたら

「そんなもんトヨタ車が一番じゃないですか!!」
と答えています(キッパリ!)。

【編集後記】

戻ってきた営業車は今のところ大丈夫そうですが、
時々マフラーから白煙が出ます。汗
う〜ん、、、

【昨日の1日1新】

サガミの「なめこおろしそば」
ここ数年で味噌煮込み以外を
食べたのは初めてかも?

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