No415
知っているか知らないか
やるかやらないか
社会見学第2弾
岐阜市民病院編
「夏休み子ども体験学習」
今度は岐阜市民病院に行って来ました。
通常は病気になったりしないと(しても)
入れない場所も見学させて戴きました。
小学校5年生と6年生が40人ほど集まりました。
10人くらいのグループに分かれて6箇所を
3時間ほどかけて廻ります。
栄養課
病院の給食を学びます。
栄養の話や給食の種類、
食欲のない方、食べられない方への
対処方法など説明を受けました。
栄養補助食の試食もありましたが、
最初にアレルギーの話はになり、
何人かは「あれがダメ、これがダメ」
という事になりました。
自分の子供は特に何もないので、
食事を考える場合、他の子はどうなのかな?
という事を意識する事を再認識しました。
岐阜市民病院は1日400食×朝昼晩で1,200食を
作るそうです。
検査部
検査部では血液型の判定と尿検査を
行いました。
血液検査は先日血液センターで経験済みなので、
そうそう、、、という感じでした。
尿検査は初めての経験でリトマス紙のような
紙を検査液の中にいれて色の変化を調べました。
判定には子供はちょっと迷っていました。
検査技師(CT.MRI)
MRIは強力な磁力を使って画像をとります。
子供達の実験では金属のクリップのついた
紙飛行機をMRIに向かって投げて、紙飛行機が
吸い込まれて行く様子を観察しました。
結構な勢いで吸い込まれます。
私も投げたかったです。笑
昔受けたMRIの検査では拷問のような
あの騒音が印象に残っています。
CTの実験では箱に何かを入れて
写し画像を見て当てるクイズも
行いました。
とったままの画像ではすぐには
分かりませんが、向きを変えたり
すると、ああアレかと、、、、。
ピカチュウが入っていました
またも着色したり、切って断面を見たりして、
実際の診断には使われるようです。
薬局
薬剤師の方の仕事を学びます。
多くの薬を誤りのないように
患者さんに提供する仕組みを
模擬体験しました。
カプセル錠にか粒をつめる
作業もありました。
実際はチョコの粒でした。笑
リハビリ
手足が不自由になったら困りますよね。
利き手が使えないと反対の手でお箸を
使うのは大変です。
言語が上手く話せない人向けのワークでは
数枚の文字のカードを並べたりと結構
難しかったです。
車椅子体験では実際に乗って段差を
超えたり、押す側に回って押す大変さも
子供には分かったと思います。
臨床工学技師
病院内の電気屋さんです。
医療器具はどんどん最新鋭
のものになり機械というよりは
電子機器です。
体験ではハンバーグでがん細胞を焼く
実験をしたり、ダ・ヴィンチという
高価な機材の一部を体験する機会が
ありました。
ダ・ヴィンチはテレビで見たことは
ありますが、見るのは初めてです。
一般の健康な方は見る機会は無いかと、、、
お値段は3億円するそうですが、
子供達は触っていいよの一言に
ガシガシと、、、、汗。
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岐阜市民病院のこの体験学習は今年で10年目だそうです。
病院を知ってもらうことから始まったのか分かりませんが、
修了証には「この職場で一緒に働ける事を願っています」
的な文が書いてありました。
副院長さんも10年後に皆さんと一緒に、、、とのお話も
されました。
これからの少子化の時代には先の先を見据えて
やれる事をやっておく事が大切なんだなと
感じざるを得ませんでした。
自分の職場、お客様の会社では10年後の
ために何をしていますか?
【編集後記】
今朝はコーチングの実践会でした。
先生にオブザーバーをして戴きましたが、
フィードバックを受けるとまだまだ、、汗。
伸びしろしかないなと、、、
【週末の1日1新】
岐阜市民病院
ダ・ヴィンチ