月次の鉄人は数字の分析力はもちろん導く力も凄かったです

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先週末に会計事務所向けの「月次決算道場」
という研修に参加してきました。

月次決算道場

会計事務書では毎月または隔月等にお客様に
試算表の説明に伺います。そしてお客様に
報告して、今後の会社の進むべき方向性を
考えて戴きます。

そんな月次決算書の説明の勉強会が
月次決算道場です。グループでロープレ
をしたり、月次の鉄人の鉄人たる姿を
見せつけて貰いました。
※月次の鉄人は月次決算書の説明のプロです

私が月に10数件の案件を見るのに対して
鉄人達は100〜150件の案件を見るといいます。
やはり数なんだな量なんだなと思い知らされ
ました。まだまだ修行が足りません、、、

過去会計から未来会計へ

過去のデータから試算表や決算書を
作ります。未来会計といっても過去会計が
なければ未来会計はできません。

過去の数字はあくまで過去のものです。
それらを踏まえて予算を立てたり、目標を
設定したりします。

目標達成には「何をしなければならないのか?」
そして「なにをしてはいけないのか?」を明確に
しなければなりません。

まずは目標を建て、そして実際の数字との差を確認します。
毎月、予実の数字がピッタリなんて考えられません。
必ず差が出ます。差が出る事がいい悪いではなく、
その差が今後とるべき行動を教えてくれます。
差がないと気づく事ができません。

まずは毎月の正しい数字を作る事。
年に一回や半年に一回の数字合わせでは
役に立たない事が分かるでしょう。

最初は大変かもしれませんが、仕組みを
作ってしまえば後は毎月のルーティーンに
なります。

過去の決算ではなく未来をデッサンする

研修の話の中で「未来をデッサンする」
という言葉を聞いて「これだ!」という感じがしました。
私たちの仕事は社長様をワクワクさせて
明るい未来を描いてもらう事です。

過去の数字があーだこーだ、売上が前年対比◯%、
◯◯率が◯%と聞いても全然ワクワクしませんよね。

・◯◯を達成したら社員旅行はハワイだ!!

・◯◯できたら皆に賞与を出そう!!(社長にも)

・◯◯万円の利益を出せば翌期に設備投資できる。

・このまま行けば◯年後には実質無借金になる。

自社の未来像が見える(想像できる)事が重要です。
白黒よりはカラーで見ているようなイメージです。

人は腹落ちというか、何故やるのかという意味付け
がなければ動かないものです。

私たち会計事務所は過去の数字を分析する力も
大切ですが、これからはお客様を導く力も
必要とされます。

私たちはそんなお手伝いができると嬉しいです。

【編集後記】

仕事が忙しくなると、ついつい第一領域で
時間が埋まってしまいます。
天引き天引き・・・意識します。

【昨日の1日1新】

お客様よりお酒(銀鷹)を戴く。

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