楳図かずおさんが「第45回アングレーム国際漫画際」で「遺産賞」を受賞

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フランスで行われた欧州最大規模の漫画の祭典
「第45回アングレーム国際漫画際」で
漫画家の楳図かずおさんの「わたしは真悟」が
「遺産賞」を受賞したそうです。

アングレーム国際漫画際も遺産賞も知らない私ですが、
好きな漫画家の大好きな作品が選ばれた事はとても嬉しいです。

楳図作品との出会い

楳図かずおさんは私の好きな漫画家です。
漫画をほとんど読まない私が、小学校の頃から
関心のあった漫画家です。熱狂的なファンではありませんが・・・

楳図さんの漫画との最初のキッカケは、
小さな頃に両親に連れて行ってもらっていた
洋食屋さんで読んだ漫画です。
初めて買った作品は「恐怖」だったかな?

学生の頃も漫画はほとんど読みませんでしたから、
知り合いから「いま楳図かずおの連載やっているよ」
と聞いて、初めて連載を知るような感じでした。

大人になってからは昔どこかで読んだ楳図作品を
探して購入するようになりました。

ネットが普及する前は今のようにオークションや
アマゾンがなかったので、少しずつつか集まりませんでした。
最近では楳図作品も復刻版などが出て古い作品も
簡単に手に入れることができます。
良い時代になりましたね。

漂流教室

私が一番好きな作品は「漂流教室」です。
ふるさとの歌の2番以降を覚えたのも、
この漫画のおかげです。

本当は子供ネタは嫌いなのでハマるはずは
ないのですが、この作品はなぜか引き込まれて
しまいました。

子を想う母の気持ちを考えると、子供の頃より
今の方がより涙してしまいます。

わたしは慎吾

この作品も連載時には読んでいませんでした。
親戚の子が、あれは良いよと勧めてくれ、
久しぶりに楳図作品を読んだのが「わたしは真悟」です。

ちょうど「14歳」が今ひとつ???・・・だったので、
「わたしは真悟」にとてもはまりました。
これも主人公が子供ですね。

楳図作品の特徴

楳図さんの漫画のテーマは、親子(母と娘)、兄弟・姉妹の関係が
多いです。重いテーマのものもありますし、姉妹のドロドロの
ストーリーも多いです。

作品的には1960年代から1970年代に完成されたストーリーが
出来上がっていると感じます。恐怖・ホラー系のネタの完成度は
すごいなと今でも感心します。それも50年近く前のことですから。

楳図作品には恋愛関係の内容もありますが、どちらかと言うと
暗い・・・とても暗い内容が多いです。
恋愛もの嫌いの私にとても合っています。

また、主人公が子供〜大人未満が多いのも特徴です。
楳図さんも私と同じで大人になりたくなかった
のではないかな??と考えてしまいます。
この点が私が楳図作品に惹かれる一番の
理由かもしれません。

知らない間に楳図漫画も数十冊にも増え、
実家に置きっぱなしで母に怒られる私です。

※「漂流教室」「わたしは真悟」私のおすすめです!!!

【編集後記】

借地権についての質問があったので
久しぶりに調べました。う〜ん・・・

【1日1新】

相続案件の相談

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