時間を守る事の重要性

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昨日の資金調達関係のセミナー後の
懇親会の雑談の中で、事業再生のお仕事を
されている方から気づきを戴きました。

事業再生の難しい中身の話ではなく、
再生の仕事をしていて上手くいく会社と
そうでない会社の特徴についてのお話です。

約束を守る事

事業再生の中で気にしている事は、
社長さんが約束を守るかどうかを
とても重要視しているようでした。

その中でも時間を守るか守らないかで
その後の再生の流れも大きく異なって
くるそうです。

事業再生においては上手くいく成功法則というもの
をあげるのは難しいのですが、失敗法則は決まっており、
その中のひとつに「時間を守らない」があるそうです。

約束の時間に遅れるグループ

事業再生の案件を進めて行く上で打ち合わせは
つきものです。失敗するグループは、その打ち合わせに
何故か毎回遅刻してくるのだとか。

それも決まって5分から10分ほど、、、
大きく30分や1時間遅れる事はないそうです。
そして、なぜか遅れて来ても謝らないのだそうです。
ふつう遅刻して来たら謝りますよね?

約束の時間を守るグループ

逆に時間を守るグループは、約束の3分前に
到着するそうです。実際はもっと早めに
到着して、時間まで近くの喫茶等で
待機しているのだと思います。

早く到着しても10分前や5分前には
現れません。あまり早く訪問しても
相手方の時間を奪う事が分かって
いるからです。

銀行員さんの話にもなりましたが、
5分も10分も約束の時間の前に訪問するのは
マナー違反と講師の方は怒っていました。

お金がないと人が変わる

貧すれば鈍する

お金がなくなるから人が変わってしまうのか、
そういう人だからお金が無くなってしまったのかは、
分かりません。

でも、資金繰りばかりに翻弄され自転車操業を
続けていれば、本業を考える時間がありませんから、
おかしくなって行くのは目に見えています。

それでは、会社のお金って幾らぐらいあれば良いのでしょうか?
よく月商の何ヶ月分のお金が、、、という話になりますね。

ネットキャッシュ比率(総資産に対して預金等が何%占めるか)
が30%あればまあまあとか、月商の3ヶ月分は欲しいよね
とか言われます。

業種によっては「そこまで要らないよ」とか言われますが、
上記のネットキャッシュ比率の30%や月商の3ヶ月分は
ある程度の目安にはなります。

今回は資金調達セミナーでの気づきを
書きました。

ビジネスの基本である「時間を守る」という事
基本の基本と言える所以ですね、、、、

私ごとですが、、、

お客様を訪問する際にどうしても
遅れてしまう場面があります。

事故による予想以上の渋滞、
電車の事故、悪天候など
通常もつ時間の余裕では
賄いきれない事もあります。

それでも

私の場合は車が故障する事も考えて
普通以上に早く出る事もあります。
時間に余裕がない時には車を使わない
時もあります。

【編集後記】

今日は半日、税務調査でした。
かなり細かい指摘を受けて
経理担当の方もお疲れだと
感じました。

夜は京都に行き、とあるセミナーに参加。

明日も1日別件の調査が続きます。

【昨日の1日1新】

資金調達関係のセミナー

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