会計事務所に対する不満とは?

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会計事務所選びを検討されている方とお話させて戴きました。
会話の中で、私自身いろいろと考えさせられる事、
反省する点が多々ありました。

不満の原因

会計事務所への不満として次のような点があがりました。

①来ない
毎月顧問料が引き落とされるのに全然来ない。

お客様との顧問契約の中で訪問回数が決まっている場合もありますし、
報酬金額との兼ね合いもあります。ただし、お客様に顧問契約の内容が、
周知されていない場合も多いです。でも、お客様が「来ない!」と感じるのなら
それは「行っていない」のだと思います。

②相談できない・提案がない
相談できる雰囲気でない、相談しにくい。

会計事務所側からすると、相談や質問がないと答えようがないとの意見も
ありますが、悩みや相談がないか聞いていない、積極的にお客様に
あった提案をしていないケースもありそうです。ただ、特殊事項が事後報告
ですと、こちらも提案出来ない場合もあります。

③税額の提示が期限ギリギリ
申告・納税月の月末ギリギリになって初めて納税金額が知らされる。
急に言われても資金繰りに困る。

会計事務所の対応が悪いのか、お客様の資料・データの提出が遅いのか原因か
分かりませんが、結果的に会計事務所側も期限ギリギリではリスクがあります。
また、税額も概算で良いので予想額を訪問する毎にお知らせするべきです。

信頼関係が大切

会計事務所とお客様は信頼関係によって成り立っています。
お客様の数が増えると、税理士が直接お客様を訪問する事は
難しくなり、担当者が対応する事になります。

事務所全体でお客様をサポートする体制が出来ていれば良いのですが、
担当者任せになると、忙しくなって仕事を抱え込み、お客様対応が後手後手に
なるケースもあるでしょう。

先に言えば説明、後に言えば言い訳

全く同じ事を言うにしても、先に言えば説明になりますが、後で言えば言い訳に
なります。結果的に事が悪くなる場合には、全てこちらの責任に
思われてしまいます。

常日頃からお客様と良好なコミュニケーションを取る事が大切です。
自分の常識は他人の非常識であり、逆もまた、、、。「これ位は分かって
いるだろう」とか「毎年同じ事をやっているのだから」と考えずに、
お客様の「ひょっとしたら!」を考えて常に行動したいものです。

今回は自戒の念を込めて

【編集後記】

営業車が車検を終えて戻ってきました。
4月から車検制度が改正され、
車屋さんから「大変でした」と、、
古い車は苦労します。

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